2009年6月29日月曜日

夢は金で買いませう

男にはなぁ、でっかい夢があるんじゃい!

っつーことで、今月の『でっかい夢お買い上げコーナー』っす。

     

特級時代の『WHITE HORSE』の1ガロン(4546ml)壜です。
普通壜が750mlですから、なんと約6倍でっせ。
(因みに右側が普通サイズのボトル)

これならハイボールでやっても当~分あるぜ。

っつーのは夢のまた夢で、
友人のBAR開店祝い用で購入ってトコです。
まぁ、カウンター上のお飾りですな。

  (でも・・・)

ヤツにやっちゃうのもモッタイナイし、(そんな義理あったっけ?)
せっかくだから、やっぱ自分で呑んじゃおうかにゃあ!
     (未練タラタラ)

「もしかして、俺ってちっちぇー?」

是山居

店主の後壁に描かれてるいるのは、デフォルメされた初期伊万里の柳文。
荒川豊蔵・石黒宗麿・濱田庄司などなど、
おびただしい数の作家の作品と骨董、
スポットライトに照らされ、眩い光を放つ古代ローマングラスに、
妖しく微笑む俑や如来たち、なんじゃここは?

天麩羅職人として稀代の名人、
早乙女 哲哉氏の新店『みかわ是山居 』です。

店主の頭上には、御本人愛用ボルサリーノを模したダクト(換気扇)が。
     (ゲッ!)

   

   

   

注・(よい子のみなさん!店主の顔写真を撮るなんて、
   無謀な要求は止めた方がいいですよ)

1991年からのお付き合いですが、
どれだけたくさんのコトを教えてもらったことでしょう。

今風ダイニング系の奇を衒った空間なんて、
ここに来ればいかにチンケで上っ面のことかが解るぜ。
彼の世界観が放つその毒気にクラクラ眩暈をおぼえ、
日本で(っつーことは世界で)最高の美味(天麩羅)に陶酔する。

(この店、ヤバいっす)

2009年6月27日土曜日

一寸の虫にも五分の魂

数ヶ月前のコト、旧知のフードジャーナリストから、
「雑誌の手土産の特集で、小野君の豆腐を取り上げていい?」
なんてお声がけされた。(毎度サンキュー)

(エッ!選りに選ってその雑誌ぃ~、ですか)

雑誌名を聞いたとき、ちょっとモヤモヤ感はあったが、
出版社からの依頼FAXには、
「宜しくお願いいたします」とだけあったので、
撮影用に複数送った。

案の定、「♪ヤッパリねぇ~ そうだよねぇ~♪」

とっくに雑誌は出版されているのに、
配本も無きゃ、当然入金もされて無い。

タイアップした憶えも無いんだけど・・・・・
要らぬ宣伝してもらわんでも・・・・・

出版不況と云え、配本だけは礼儀だと思うんだけど。

   

『食楽』さん、そんな姿勢でいいの?

2009年6月25日木曜日

暑くてイラッ

今年も来ました『お中元シーズン』が。

ボーナス前の稼ぎ時でっせ!(チマチマ)

   (でも)

湿度が高いと、疲れ度も高いっすな。

なんとなく、なんとなくですがね。

早朝仕事場へ降りる階段で、
膝カックンで危うく転落しそうになりました。
  (お疲れちゃんですねぇ~)

「いっそ落ちちゃえ」

なんて考えた貴方、(アイツにアイツにアイツ)
そー簡単に、貴方を喜ばせませんよー!

本日届いたモルトだよん。

   

        『Littlemill 1990』

悲しいかなリトルミルちゃん、
どのテイスティングノートでも評価が低い。
やれ藁の匂いとか、濡れたダンボール臭とか・・・・・
(どーやら「穀物の香り」が強いらしい)

このスリーリバース(輸入元)のオリジナルモルトは、
『香りは甘いドライフルーツとバニラ、完熟バナナ。
味はミルキーでとろみのある甘み、熟したフルーツ。
フィニッシュはスムースで、ミントやレモンピールを感じる』
となっておるが、試しに今晩いっちゃいますです。(ハイ)

話は変わるが、JJガール(1970年代後半の)たちが憧れた、
Fフォーセットさんがお亡くなりになってしまった。
オジ的には、正統派美人のジャクリン・スミスの方が好みだったが、
サファーのお姉ちゃんお兄ちゃんたちには、
なぜかファラが大人気だったのだ。
当時、みーんなあのヘアースタイルを真似ていたっけ。
   (土台が違うのにね)


   

2009年6月23日火曜日

er Campidojo

「旨いトリッパ食うぞ」と、
未処理のトリッパのような、
匂う?or臭う?のオヤジ三人組で『er Campidojo』(経堂)に。

西麻布のイタリアン『Capitolino』(2008閉店)のシェフで、
日本のイタリアンの草分け、吉川敏明氏の店ですぜ。
(週四日だけの営業)

斬新さや衝撃のある料理ではなく、
バランスの上に成り立った、
力強い滋味あふれる料理でした。
   (余裕ですなぁ)

『呑んで』『食って』夜更けまで過ごした昨晩と、
朝から『眠い』『辛い』の今日一日で御座います。

豆腐屋っつー仕事柄、
一緒した皆さんとは生活パターンが違うわけでして、
帰る頃には、オジほぼ気を失いかけておりました。(フリーズ)
もーダメ!ってことで、毎度のことながら「タクすぃ~」でご帰還。
飲食代より高いのよん。(涙)

残念なコトに、料理の写真ぜーんぶピンボケ!(マジかよ)

    

一緒した『銀座バードランド』店主の和田氏と、
タベアルキストのマッキー牧元氏です。

(ねっ!匂うでしょ)

2009年6月17日水曜日

見えぬモノ

呑んで床で寝てしまい、
身体がガタピシの日曜の朝。

篠井英介さんのNHK『ようこそ先輩』を観て、
何も期待しないで観始めたのに、その完璧な授業に目が覚めた。
 (この人奥行きが深~い)

『星とたんぽぽ』(金子みすず作)の、
「見えぬけれどもあるんだよ 
 見えぬものでもあるんだよ」
を思い出してしまった。

日本人が古(いにしえ)から培ってきた美意識を、
子供達に穏やかに解りやすく教えていた。

とくに襖の開け閉めには、所作の大切さって言うか、
それによって、その人の育ちから品性までが分かってしまうこと。

  (いや~お恥ずかしい)

   

五枚ずつ、偶然別々に見つけた古伊万里『輪花・芙蓉手皿』十枚です。
同じような意匠でも、品が良いのと下手の物があります。
これはとても気品がよろしい。(なにを盛っても絵になるぜ)

この頃、とても気になること。
オジが年を取ったのか、はたまたそーゆー時代になったのか!

チョイ昔なら、モテナイ男の専売特許だった性体験自慢ですが、
最近若い女子が、平気でTVで披露しているんだよなぁ。

オジさんは想う。
「おーい!ご近所さんや親戚、
 なにより親御さんの手前大丈夫なの?」って。
  (秘めときゃいいのに)

昔娼婦に関してのエッセイで、
『千人の男と寝た女は天使になる』
なんて読んだことがあるが・・・・・・・

(天使になる前に、悪い病気になりまっせ)

酔った

とにかくウヰスキーが旨い。

モートラック、マッカラン(サマローリ)、グレンリベット18、
それに先日のバルメナック18も、みーんな空っぽになっちまった。

ふふっ、でも大丈夫!だって需要より供給の方が多いんだもーん。
   (資金力に物言わせ)

それに日本酒よりウヰスキーは太らんし、悪酔い率は低いでおます。
ワインに比べ金額も経済的で、少量で酔えるのも魅力ですな。
   (とは言えピンキリですが)
なにより地域、熟成年数、樽、その他もろもろでの味の違いも楽し。
毎晩行灯の油を舐めるよに、(猫がミルクを飲むような)
ペロペロ肉体に吸収しております。

今宵はブレンデッドのオールドボトルでハイボールじゃ。(御開栓)
シングルモルトとは別モンだが、これはこれでスルスル落ちてゆく。

   

酔いも回ったこんな夜は、ナゼか若き日の『恋の季節』を思い出します。
出会いを求めて駆けずり回りった、(鼻息荒く)
あの時代って「いったいナンだったんだろー?」ってな感じ。

あるときは足(運転手)にされ、あるときはサイフ(お勘定係)にされて、
足元見られたあげく、ちょっとでも『その気』を見せりゃ、
「やだ~、小野君と私は親友でしょ」で括られたっけ。

今となっちゃ、それもくっだらない笑い話ですがね。

結婚の最大のメリットとは?
はい!もう恋愛をしないで済むことですな。(これって、けっこう幸せよん)

この頃が、オジいちばんの『恋の季節』だったですな。

2009年6月16日火曜日

出来ることならTom Ford

いつもなら雷鳴と共に梅雨が去り、
盛夏の到来を予感したもんですが、
まだ梅雨の始めなのに、
ここ2日続けての雷雨には驚かされましたな。

夏だ!海だ!で喜んでいたのは遠い昔。
若かった頃の無謀な日焼けも懐かしや、
この歳で下手に日焼けすりゃ、
「あの人、酒で肝臓悪いんとちゃう?」
で、くくられてしまうのがオチですからね。

てなワケでUVケアです。

Lancôme MEN UV EXPERT

トレンドは『色白は七難隠す』ですぜ。

   

因みに『色白は七難隠す』の七難とは・・・

■一難  顔立ちの不味さ。
顔の不細工な部分、
目や口など部分的な不出来を色の白さで隠す。
第一印象で顔のつくりよりも白さが目立つ。

■二難  性格のキツさ。
ウェディングドレスが純白であるように、
純粋無垢な印象がある白さを強調することにより、
攻撃性や気難しさを隠してくれる。

■三難  生活の乱れ。
着る物やハンカチなどで、白は清潔さを強調している。
肌が白いと誰もが規律ある生活を送っているように見える。

■四難  老いの恐怖。
老化による肌の大敵はくすみ、
白は明度で他の闇を隠す働きをする。
なので色白だと顔全体が若々しく見える。

■五難  運の悪さ。
紅白はお祝いの色、白星は勝利の色と白は縁起色、
「肌が白い」は、それだけで運が良いと思われている。

■六難  色気のなさ。
白い肌の場合、肌を充分に手入れしている雰囲気が伝わる。
「繊細で女らしい」という印象があり色気を強調する。

■七難  みすぼらしさ。
日本には神様が白い動物に変身するという話が多い。
巫女も神様の衣装もたいてい白。
白という色は、それだけで神々しく見える高貴な色なので、
肌も品良く見えるという理由。

だそうです。(知恵袋からパクリ)

初めて知った。

2009年6月14日日曜日

Y氏のこと

お店の新築で世話になったY氏、
(世田谷の建築設計事務所の方)
赤ん坊顔なのに、(と言ってもオジより年上)
「このオヤジ、結構な場数を踏んどるな」
って思わせる風貌と、(威圧感)
「おいっ、どーやればそんな身体になるの?」
って感じのTank(タンク)系の肉体をしていた。(迫力満点)

初顔合わせのとき、 
笑顔なのにぜんぜん目が笑っていなかったっけ。
建築関係なんて海千山千の魑魅魍魎の跋扈する世界、
不動産や建築の契約を担当していたわけで、
当然と言えば当然のことですが。

紆余曲折あったが、おかげさまで新店舗となり無事契約完了。

その後もひょっこり店に現れては、
「今世田谷で評判のパン屋なんですよ」
なんて持ってきてくれたり、(ほんのちょびっと)
数年して彼が会社から独立した後も、
お中元でオジの製品を使ってくれていた。(感謝)

ここ暫くご無沙汰だったが、
一昨日設計を担当してくれたS君が寄ってくれ、
Y氏が亡くなられたことを教えてくれた。
ましてや自殺で人生を終わらせていたのには、
我がカミさんもオジも、ただただ絶句してしまった。

(な、なんで?殺したって死ぬ奴じゃなかったのに)

以前「世界で一番美味い鮨をご馳走してあげる」って誘ったとき、
嬉しそうに鮨をつまみながら、ゲップが出るほど語ってくれたっけ。
    (人生の裏話まで)
照れると口角をいっぱい広げ、ガキ大将のような笑顔だったY氏。
そんなこととは露知らず、今あの笑顔が思いだされてしまう。

   (切ないですな)

     

北欧スタイル

  

『かもめ食堂』の影響で、
「北欧スタイルも、なんかエエなぁ」なんて思い、
買ってみました1970~80年代のカップ&ソーサーを。

当時のNORITAKE『STONEWARE』系は、
ちょい北欧デザインっぽいんだな。

  と思ってた。

届いて開けたら、なんとっ!チンケな『社員食堂用』風でした。

まったくもって似て非なり。(でした)

Pink Pow Wow

誕生日はいいもんだ 幾つになってもいいもんだ(CMソング)

確かマンズワインのCMだったと記憶しているが、
笑顔の可愛い女性が出演してた。
子供だったオジのハートわしづかみしたのは、(フフッ)この人っす。

     

当時超売れっ子だった姉妹モデル、
バニーラッツ(正面)ティナラッツ(横)です。
ハイ!大人っぽいバニーより、オジはティナの大ファンで御座いました。

引退、結婚、出産、そしてこのCMでカムバック!(愛しのティナ)

残念なことに、大分前にお亡くなりになったとか、(涙・泪・なみだ)
現在一人娘さんが、女優で大活躍されているそうです。(誰だろう?)

   

お気に入りの消えた写真復活シリーズ(kodak BROWNIE)
 
昨日は数年ぶりに友人が来訪、
「オウッ、久しぶり」
昔から若白髪の彼が、
染めて異常にヤング(笑)なのには驚いた。
 (チョイ嫉妬心メラメラ)

(よし俺も・・・)

と思ったが、オイラ白髪がぜーんぜん無いや。

「あーっはっはっは・・・・・・・・・」(自慢)

2009年6月11日木曜日

幻影

ケチ臭いお話ですが・・・

昨日は東京ビックサイトまで出かけました。

  ら、

なんでっしゃろ、
あの駐車場のお値段は???
正味一時間も止めんのに、
千五百円の高価格なんですぞ。(思わず聞き直した)

そのうえ近場は満車で、
案内されたは遠く離れた荒野の果てで、(風強し)
なのに銀座より高いのには摩訶不思議でしたな。
(今度はチャリで行こ)

帰りは浅草へ寄り道し、
『今半』『アンジェラス』とオノボリさんコース。

漫ろ歩いた黄昏時の浅草寺境内で、
横浜メリー』さんに生き写しの方と遭遇した。
全身薄紫の洋服で、帽子も同色のモガ風クロッシュ、
まさに舞踏の大野一雄のごとく、白塗りの老嬢でした。
静かにオジらとすれちがい、そのまま雑踏の中へ消えていった。
横浜と浅草、ん~なんとなく、なんとなく。
『押絵と旅する男』のような、摩訶不思議な光景で御座いました。

  

伝言

お声がけした皆さん、
『みかわ是山居』はコレです。→

先日お伝えしたとおりのPM7:00です。



テンプス好きのオジは、
ラフィンを観ると『みかわ』の旦那を思い出します。
(まぁ似ているか?と言えば、似てなくもない)

あと、7月の大塚『なべ家』さんでの『郡上八幡の鮎の会』ですが、
かなり人気で、第四週に変更いたします。(すんません)

2009年6月10日水曜日

ラブリー

もうすぐ梅雨ですが、我が家の紫陽花はひとつも花がつきません。
その代わりに去年咲かなかった沙羅双樹が、
たくさんの美しい白い花をつけてくれました。
数時間で散る儚い花で御座います。(諸行無常の響きあり)
そんな無垢な花弁に心震わせ、
思わず手を伸ばしてしまうオジでした。

(ぎゃっ)

思わずその手を引っ込めた! 

ちゃ、茶毒蛾の幼虫(毒毛虫)が生息してた。(葉の裏に)

危ねぇ、危ねぇ、今年もお出でなすった。

毎年お隣さんの山茶花は丸裸、
食いモン無くなりゃ塀伝いに攻めてくるのじゃ。
(バーナーでこんがり焼きました)

今日届いたこんなモルト。

    

     バルメナック18年 46%

密造酒時代の伝統を伝えるスペイサイドの隠れた銘酒。
  (だ、そーです)

御開封~、けっこう甘露に思えるし、フルーティーでスパイシーさも充分。
想像していたよりオジ好みでした。

2009年6月8日月曜日

でりかしい

「悪気は無いんだけどね」
っつーのは実に罪深い。

ちょっと前の話ですが、
年配の知人と浅草散策に出かけ、
連れ立って仲見世を歩いていた時のこと、
そのオジちゃん、『コマチヘアー』の前で立ち止まった。
  (カツラに目が釘付け)
そのオジちゃん、60代でちと薄い。

(あっ、いい歳して、まだ気にしてる)

悪気は無かったけど、

「△△さん、あっちの方が可愛いじゃん」

なんて、ショーケースの中の桃割れを指差しちゃった。(余興用の紙製)

(オジちゃん、キレた!!!)

「毛の有るモンに、無いモンの気持ちは解らん」

(ごもっとも)

ホント悪気は無かったんよ。
(なにも怒らなくとも)

     

イロハニコンペイトウ・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
黄色はバナナ  バナナは高い  高いは十二階  十二階は怖い
怖いはお化け  お化けは消える  消えるは電気  電気は光る

      光るは親父の禿げ頭


と言いつつも、抜け毛が気になる49歳の夏の始まり。

2009年6月7日日曜日

違う時間

パカっと割れそうな頭を慰めながら、(二日酔いで)
娘と駅中の本屋へ。(ああ、気持ちわりぃ)

数冊買った後、(雑誌だけど)
そのまま喫茶店『ルノアール』で御休憩タイム。
(えっ、なんで『ルノアール』なの?)
ハイ、オジお気に入りのオアシスなんで御座います。
それがですな、スタバやタリーズに馴染めない、(多分)
熟年の方で結構満席なんだな。

此処には今風カフェとは違う時間が流れてる。
ウエイトレスさんの言葉使いや接客も真っ当、
コーヒーだって、値段と正比例でコッチの方が当然美味しい。
オジは、スタバなどの画一的な味はチョイ苦手なので、
『椿屋珈琲店』『銀座ウエスト』が贔屓です。

ここんとこ、いろんな雑誌でコーヒー特集が組まれてるが、
たとえ一杯1,000円以上でも、落ち着いた喫茶店がいーね。

家に帰ったら、こんなモンが届いてた。(オークションで1,750円)

   

White Labelが前面だった頃のDEWAR’Sです。(ミニチュア)

2009年6月5日金曜日

焼き鱈子用

『器は料理の着物』と説いた魯山人、
なんでもない普通の惣菜も、器ひとつでご馳走となります。
まぁオジの場合は普段使いですから、そうは値の張るモンは無し。

   

コレステロール値は高いけど、オジの朝飯の定番オカズ、(デェ好き)
前浜モン鱈子用平戸焼の皿です。(明治初期)

白磁と青磁、真ん中を斜めに花唐草文染付けの帯が。(センス良し)
平戸焼特有の、薄手で透けるような素地の美しさが上品です。

カリッとウエルダンに焼けた鱈子を一腹、極上の朝飯ですぜ。

2009年6月3日水曜日

やっぱポン酢でしょ!

昨晩、オジにしたら珍しく2店の梯子(はしご)、
結果オジにしたら珍しく、ただ今とても気持ち悪い。
  (一触即発)
オイスターバーで呑んだくれてしまいました。
旧き日本人にしたら、まずは考えられぬ『六月の牡蠣』、
   (岩牡蠣は別ですが)
ついつい厚岸・松島・ニュージーランド・・・etc.

あ~鼻の穴から、にゅるりと出そうだぜ。(オイスターが)
(旧い男のオジは、やっぱ牡蠣は冬場の土手鍋が一番)

たまにはお外も良いモンでして、
いつもなら『食べる』が目的だが、
久々に『呑む』ことを主に持ってきた夜でした。

オイスターバーでは、BOWMOREを牡蠣に垂らして食ったが、
オジは?ですな。(マリアージュはお口の中で)

人生の大先輩で、いつもその洞察力で若いオジを見下すOさん、
「アイラだったら、CAOL ILA(カリラ)が一番好み」
なんて言っちまったオジに、鼻を鳴らしながら、
「あっそー、CAOL ILAなんだぁ~、(ふふふっ)お前らしいや」

  (その含み笑いはどんな意味?)

   

CAOL ILAのブレンデッド、今は無き『Old Rarity』です。
(入手して数年、呑みたいけど、もったいなくて)

2009年6月2日火曜日

Flapper

     

仲の良かった友人ならいざ知らず、
遠い記憶の彼方で、
袖擦りあった人からのコンタクトはチョイ怖い。

一昨日、数十年ぶりに懐かしい女(ひと)からTELがあった。
  (10代後半の頃の、友人のそのまた友人)

「元気~?」から始まって、多少の昔話と近況を語り、
「近いうち寄らせていただくわ」で電話を切った。

噂で彼女の現状は知ってたけど、
まぁ、オジも知らんプリしてました。

ブログの存在は教えておいたので、ここで一言!

「おーい!読んだか?Hさん、キミのことだよ」
なんか可笑しくて可笑しくて、だって昔のまーんまなんだもん。

  (フラッパー)

若かった30数年前を、懐かしく思い出しましたよ。

   (でも)

「保険には入んないよ!!!」

(きっと、彼女は営業だったんだろうなぁ)



んじゃなきゃ、数十年ぶりにTELしてくるワケないもんね。
やっぱ、元気でなによりでした。

GATE2

朝から胃腸の調子が良くないですなぁ。
なぜなら、昨晩福生で唐辛子入り料理を食べすぎてしまった。
それに寝不足も祟って辛い一日ですな。

場所柄福生なもんで、際どい店じゃない店を探したつもりが、
なんたることか、後で調べたら正に際どい店でした。

とにかく空腹だったので、頼みに頼んだり。

シシカバぶぅ~からカリーまで、
オジの食文化の対極っつーか、初めての味のオンパレード、
「いや~ん」世間知らずを痛感いたしました。

   

Coccoとさかなクンの違いがよく判りません。
まぁ、どーでもよいコトでして・・・・・

2009年6月1日月曜日

Give me Chocolate.

混乱に悪態、そのうえ喧嘩まであったそうな。

そんな昨日の無料配布ダイヤモンド(引換券)が、
今日のPM2:30時現在で、ヤフオクに8件出品されてる。

(マジかよ・・・・・ノーコメント)

昨日の夕方の日テレで、
『リアルタイム』のキャスター・近野宏明さんが、
「近野さんなら並びますか?」と振られたとき、
「私は自分で買います」と、キッパリ言い切ったのがよかった。

   (だよね)

無料のカフェだから行く、ダイヤモンドが無料だから貰う・・・

「武士は食わねど高楊枝」

それにその商売のやり方も、なーんかスッゲー嫌だな。

   

俺なんか、もっとスゲーの持ってるもんね!(フフフッ)

「慌てる▲▽は貰いが少ない」よん。

近江上布

昨日、京都の『染司よしおか』さんから暖簾が届いた。
近江上布(麻)の夏季用暖簾で、(オジの店では6~8月)
絽の着物のように、その涼しげなさまは夏の室礼です。

一年のうち三ヶ月だけの出番ですが、
七年も経てば傷みもチラホラと目立ち、
思い切って新しく仕立ててもらいました。

届いた包みを開けて驚いた。
真新しい暖簾とともに、
旧い方の暖簾も傷んだ部分を取替え、
お色直しして帰ってきた。

(なんてありがたい)

忘れてました、
「捨てるのは最後」と云う、京の始末の精神の素晴らしさ。
『グレゴリ青山』さんの著書で知ってたはずなんだけど・・・・・

新しいものに飛びついた、そんな自分が恥ずかしいっすよ。



蘇った旧い方の暖簾です。