2011年5月30日月曜日

Virgin Oil


すっかり梅雨風情となりまして・・・

と言いたいところだが、
なんだか梅雨にしたら寒くネェか?
豆腐屋は石床ですので足もとが寒いんだな。
んで、暖房をつけました。

「ああ寒(サブッ)」

今日届いた業界紙に、
<<廃油ゼロ、フライヤーの油を連続使用可能に>>と。

こんな時代だし、たしかに素晴らしいコスト削減には繋がるけど・・・

そのシステムとは、古くなった使用済み揚げ物用の油に、
リフレッシュパウダー(二酸化ケイ素主体とする吸着剤)を投入し、
後にその油をろ過することによって、
永遠に油は注ぎ足すだけでいい!と云う代物なんだな。

廃油が出ないってコトか!
まるで夢のような話だぜ。

アタシん家なんかだと油は数回で廃棄するわけで、
なにしろ『九鬼産業』(四日市)の太白胡麻油ですから、
反エコロジーのうえに出費も激しかったです。(さりげに自慢こき)

これからの豆腐屋さんは、
「先々代からの注ぎ足しで、秘伝の油で御座います」
が、かっこイイ売り文句になりますぜ。
なんてね。(鰻屋のタレちゃいまっせ)

「ああ寒(サブッ)」(Uncanny)

以前書いたコレもそうだが、
豆腐製造の進化の方向性はこれでいいんヤロかね?

はたして製造者も食いてぇかな?
でも『ご活用者さまの声』など読むと、
これからはこうゆう時代になるのかもなぁ。

アタシはね、高価でも真っ当(まっさら)な油がいいです。

2011年5月29日日曜日

By MAX FACTOR

古いウイスキーほどそそられます。
祖父や父の時代の酒を呑む、
これこそ真に男の浪漫ですぜ。(なんてね)
ゆっくりゆっくり喉に流し込みながら、
その過ぎた時間を楽しませてもらうのだ。(なんてね)

アタシにとっては、
ビンテージパヒュームもそれと同等なので御座います。
まぁ香りフェチなワタシですからね。

  

こんなコトが起きるのもオークションの醍醐味でして、
ずーっと探していたビンテージパヒュームが、
5年越しで、やーっと見つかったのだ。
一週間のあいだ、虎視眈々と息を殺して狙ってた。
どーにか昨晩落札。(15,000円)
当日便で今届いたのだ。(嬉し)
マックスファクターが、
1965~1975年まで販売してたメンズ香水だもんね。 
海外では空のボトルにさえ値が付くぐらいで、
それも未使用デッドストックの美品が千葉で眠ってた。

     

       ROYAL REGIMENT( By MAX FACTOR )

ROYAL REGIMENT(英国砲兵連隊)の香りは、
革、乾燥石灰、白檀、野生のブライアー(ヒース)、ツノマタゴケ
この五つの香りのブレンドなのだ。

Marlon Brandoも漂わせていた男の薫り。(らしい)
Ultimo tango a Parigi(ラストタンゴ・イン・パリ)の頃ですかね。

な、なんじゃい、これは。
とうぜん初めての薫りなんだ。

伝説の香りに、アタシはエクスタすぃ~な気分に。(アヘ~ェ)

2011年5月28日土曜日

Banana Shortcake

時間に余裕があれば、もちろん熟考のうえ予約します。
昨日は急な昼食でしたので、(銀座で)
行き当たりばったりの運頼みでした。

空腹のあまり豆助は不機嫌になってしまったので、
路上の看板に釣られ串カツ店へ。(アタシの勘)
(ゴメーン)申し訳ないほどミスった。
お口直しのつもりで、アタシの嗅覚頼みで四川料理店へ。
(アララ)本当に申し訳なーい。もーっとシクじった。
雨のせいかしら、こんな日もあるよね。

おおっと、日比谷公園でこんなイベントが。

「最高じゃん」
とは思ってはみるのだが・・・

激しい雨が気力を萎えさせる。
右手で傘を差して、左でジョッキを握る、
今のアタシにはそんな元気も残ってネーヤ。

(おーい、そこのあんちゃん、草むらの中でゲロはダメよ)

散々な銀座、恨めしい日比谷、なんテェこったい、もう帰ります。

 



昨日唯一のこの上ない幸せは、
銀座千疋屋の『バナナショート』でした。

2011年5月27日金曜日

Girder

雑誌にデニムの面白いパンツがあったので、
さっそく気になり問い合わせてみた。

アタシのサイズが無いとのお返事。(ゲッ)

でもね、なんとなく感じの好い受け答えに、
本日ショップまで行ってきた。

場所は帝国ホテル横のガード下で、
International arcade shopping mall.
(インターナショナルアーケード ショッピングモール)
なのでした。

  

とにかくスンゲェ場所ですぜ、
ココにはまだ、戦後スグの昭和が残ってますよ。
アーニーパイル劇場や、
『The Peninsula Tokyo』が『日活ホテル』だった頃には、
かなり賑わった場所だと思えます。
今じゃ、知らなきゃ誰も行かないよね、ここ。

     <<Porter Classic>>

  
      ショップカードはマッチ

2007年 - 株式会社吉田(吉田カバン)より吉田克幸が独立し、
息子である吉田玲雄と設立した会社でした。 (センスもいいワケよ)

お勧めされた厚手(木綿)のパンツ、なんと驚愕の14万円。

(ぎゃ、「すきやばし次郎」4回分じゃん)

「アタシには無理じゃよ」と、丁重にノーサンキュ。
そしてブラックのポロシャツ(XL)でお茶を濁した。(冷汗鱈~)

今どき珍しいで、こんな心根のエエ若造くんは。(接客パーフェクト)

  

金のあるヤツぁー買いなハレ。

2011年5月26日木曜日

MONT BLANC

性懲りも無く、
ありとあらゆるモノたちが増えてゆく。

  

今度はMONT BLANCのインクなんだ。(靴型)
アンティークってホドは旧くはないけど、
外箱が色焼けしてる位の旧さなのだ。(20~30年位か?)

何で買ったの?

「なんとなく」

使うの?

「タブン使わない」

こーゆーモンには、
男って本能的に血が騒ぐんだな。
文房具フェチってヤツですね。

酒の肴にいいんだよ。
眺めているだけでトロトロに酔えるんだから。

インクって、いい香りがするんだぜ。
旋盤の焼ける匂いって云うか、
閉鎖された町工場の匂いって云うか・・・・・
イメージですからね。

  

関係ないけど、
懐かしいCMをメッけた。(JUN ROPE' 1973)
ぎゃぁ、今知った。
Richard Avedon(リチャード・アヴェドン)の仕事だったのね。
そのうえ、モデルがAnjelica Huston(アンジェリカ・ヒューストン)とは。

2011年5月25日水曜日

Materialistic People

性懲りも無く、
ありとあらゆるモノたちが増えてゆく。
とくに陶磁器。バル的な飲食店なら五軒分はあるぜ。

ただ今、(ウフフ)さり気に自慢こきました。

ウヰスキーの供には塩豆が定番、
その塩豆用に小皿をゲットした。
因みにアタシが買う塩豆は、
浅草田原町の『ほていや 中塚商店』です。
湯島のあの老舗BARもここのなんだな。

 

戦前の東洋陶器製(現TOTO)でして、
葡萄の絵柄にもアールデコの影響がありますねぇ。(そーでもナイか?)
直径12,5㎝っつーのもお手軽サイズです。
すでに80年ぐらいは経過してますが、
デッドストックでも、この類はまだまだ手頃ですぜ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ご近所に住んでいた一人暮らしの老人が亡くなった。
とても品良く見識を備えたご婦人で、
その審美眼で集められた骨董品も多数あったらしい。
悲しいかな、
亡くなると同時に親類によって業者に処分され、
その他の価値が無いとみなされたモノたちが、
今朝ほどゴミの集積場で雨に濡れていた。(実話)

切ないねぇ。

初期伊満里 解らんヤツには ただの皿(お古)

チト考えさせられた。

2011年5月23日月曜日

なんでもいいの

女優の緒川たまきちゃんが、
雑誌でブレンディッドウイスキーを語っていた。

「シングルモルトを飲む時のように感性をフル稼動させなくても、
 これは、『いつ、どう飲んだって美味しいんだからね』
 という包容力を感じます」

アタシもそう思う。
ブレンディッドは優しいんだぜ。
下戸の豆助に一口呑ませても、
「ああ、ウヰスキーって甘いんですね。ん~美味し美味し」と。

皆シングルモルトを好むけど、
アタシは今、ブレンディッドに惹かれてしまうんだな。
但し、特級時代(1990年以前)のに限りますが。
銘柄ごとに個性もあるしね。

とか言いながら・・・

最近購入のブレンディッドウヰスキーです。

   

あれぇ~?知らんぞ?こんなボトル。
『Ben Nevis』ゆーたら、確かハイランド地方の蒸溜所だよね?

「まぁいいや、買っちゃえ」

手中にしてから気がついた。
シングルモルトじゃなかったのね。(やっぱシングル崇拝)

ブレンディッドなら、
違うネーミングでお願いしますよぅ。

2011年5月22日日曜日

  

有楽町で突然の暴風雨に見舞われた。
アタシは昼食中でしたので、まったくノープロブレムだったけど。
中華屋の二階のガラス越しに見えたは、
いろんな方向に、てんでんばらばらに走り出す人たち。
突然の嵐に慌てふためく人間たちの滑稽さは、
デフォルメされた芝居を観るようで御座いました。

(あはは、お気の毒)

でもなぁ、なぜか太ったオヤジは笑いを誘う。
走行姿勢はかっこ悪いし、ついでに傘はおチョコだったり・・・

(もしかして、アタシもこんな感じなのかいな?)

隣席の女子たちも、
その滑稽さを目配せで仲間に知らせてる。

豪雨だろうが吹雪だろーが、
デブは走らん方がいいみたいです。

どっしりとスリ足で。

  

♪雨は冷たいけど 濡れていたいの
 思い出も涙も 流すから・・・♪

「モリタカァ~、今も大好きだよぉ~」

2011年5月18日水曜日

Stone

次女とお散歩です。
今日は銀座から有楽町ですね。

昨日も今日も道はガッラガラでして、
すいすい都心まで。
「ラッキーじゃん」と気を緩めたら、
四谷から先はデェ渋滞だったのだよ、デモ行進で。(トホホ)

やっと銀座に。
『ウエスト』で休息する。(ストロヴェリーサンディなのだ)

 

良いですねぇ、この上品で落ち着いた大人の雰囲気。
店員のお嬢さんたちも、その接客の距離感が素晴らしいのだよ。
三笠会館のコンシェルジュ然りココ然り、
決してお客におもねてるわけじゃなく、
ただきちんとサーヴィスをこなしているのだね。(凛と美しい)

 

遅い昼食はそのレトロなどぎつい色彩に導かれ、
『楽町お時』が暗躍していた時代から在りそうなココへ。

一か八か。

結果、「ウエストの対極」
んな感じ。

(Throughします)


本日の一番の目的ですが、
かの『有楽町ビルヂング』に在る、
レトロとろとろな喫茶店『ストーン』なのです。
このビルヂングと共に45年、
開業当時は人々が行列を成した最先端だった。(らしい)
月日は流れても色褪せることなく、
今日も静かにスタイリッシュですぜ。(たまらん)

オーナーでしょうか、
レジに立つ初老の髭の紳士も、
それはそれはカッチョええです。


 

2011年5月17日火曜日

Chill

先日狭い路地を車で抜けたとき、
「ケッ、邪魔くせぇーな」(たぶんね)
と一瞥をくれたお方に見覚えが・・・

(ああ、懐かしいねぇ、◎◎さんじゃん)

頭ペコリで通り抜けた。(ぜんぜん気づいてねぇーや)

この人ねぇ・・・(プププッ)

ほんの顔見知り程度の酒屋さんなのだが、
ちょーっと酒癖が変わっていて、
適量を超えるとやたら周りのオヤジの耳を食むのだよ。
オヤジからオヤジへと移動しながらね。
噛むのではないんだな、
ホント食む(はむ)んだよ。(甘噛みってやつ?)

ゲッ、寒気!

50代60代のオヤジたちの耳だで、
どー考えたって「バッチい」じゃん。
嬉しいのか快感なのか目は虚ろになり、
咥えたまま微笑んでる姿もチト怖かった。
が、ご近所さんたちも慣れているらしく、
普通に酒屋を耳にぶら下げながら談笑してる場面、
それもかなりシュールでした。

とは言っても、ちゃーんと分かってやっているんだな。
相手を見て、怖い系やうすら汚い系には見向きもしないもん。

おかげでアタシはダイジョウブ。

2011年5月16日月曜日

Hair Salon

伸び放題だった髪の毛をカットしてきた。
ああ、バッサリでスッキリ!
たまらんねぇ、ヘアサロンでのリフレッシュは。

カット以外は眠りに落ちて、
ヨダレは垂らすし、イビキは掻くし、
なーんてね、そんな下品なアタシじゃないと思うけど・・・・・

寝ている間のアタシは、本人故にどーなっているか分かりません。

ただねぇ、シャンプーと髭剃り担当の知的美人女子に、
「すいませーん、気持ちが良くてすっかり寝入ってしまいました」(ヘヘ)
と寝起きに言い訳をすれば、
「あっ、いいんですよ、お気になさらず」(プププッ)
と笑われた。

(なに?そのリアクション)

マジ気になるぅ、睡眠中のアタシの素行・・・・・

  

2011年5月15日日曜日

Real 柏餅 

最近の柏餅は、葉っぱをめくれば形態が皆大福なんだよな。
「ちがうやろ」
二つ折りの餅こそが柏餅だろーが。
大福は大福であって柏餅にはなれないの。
食感が違えば味も違うんだから!っと。

んで、あのお姿こそ女性器を表現したものなんですから、
大福なんかじゃねぇ、女の子たちに失礼じゃん。
因みに粽(ちまき)が男性器のそれだそーです。
地元の餅菓子屋、
『いせや』の若旦さんが教えてくれました。(ニヤニヤと)

   

『 火事 喧嘩 伊勢屋 稲荷に犬の糞 』

2011年5月14日土曜日

Downfall

二日続けて出かけると、
この未熟な精神と完熟した肉体では疲れ果ててしまう。

寝ないで遊べた十代の頃が懐かしい。

最近のアタシは何かをしながらつい寝てしまう。
TVを観ながら、入浴中、飯の最中、呑み会のクライマックス、
友人からの電話の途中、一番ヤバい運転中、などなど。
昨晩も「さぁ呑むぞ」とロックグラスに酒を注いで、
(アリャ)そのまま朝に。

どんなに楽しくても睡魔にこの身をゆだねちゃう。
ツェツェバエに刺されたんかね、
それとも脳内麻薬の分泌が枯渇したんかな。

コリャ、肉体だけでもアンチエイジングせなアカン。

   

2011年5月12日木曜日

恵三

  

ちょこっと用事があり館林市まで出かけた。
ここは内陸部の群馬県、それも寂れた地方都市、(申し訳ない)
なのに不思議と鮨の名店候補があるんだぜ。
銀座の「久兵衛」出身の『尾花』、
日本橋蛎殻町の「都寿司」と汐留の「すし善」出身の『恵三』、
2店とも地方らしからぬ垢抜けた鮨を握っているんだよね。
当然ですが、仕入れは店主が築地に出向いている。(列車で)

本日は『恵三』さんにお邪魔をしたけど、
高みを目指す店主の志が分かります。

研究熱心らしく、
ガリ、春子、アナゴなど、
かなり複雑に味が構築されている。
って言うか、
されすぎの感も。
もっとスキっとした後味でも・・・
大きなお世話ですかね。(すんません)
かなり旨しです、この店。

2011年5月11日水曜日

He has seen little of life.



節電モードも定着し、
由緒ある旧いビルディングのライトアップもみな消えた。
野暮用で日本橋からスタートの夜。



そして銀座。



「呑むぜ」
外堀通りの『BAR ORCHARD GINZA』へ。(お初です)
入った瞬間、そのタイプの違いに(あらどうしましょ)の心中。
白が基調な明るい店内で、まさにフルーツパーラー風なのだよ。
(あくまでも好みの問題ですから)
その名の通りフルーツカクテルが主体の店でして、
カウンターのど真ん中に果実が山積みされておる。
たまたまなのか、何時もなのか、
周りは20代(後半)の女性で満席なのだ。
お初の店でもビビらないアタシだけれど、
50代ではチト小っ恥ずかしい。駆けつけ5~6杯で退散す。

寒からず暑からずな夜、夜風に頬撫でながら次の店。

あれぇ、ちょっと呂律が。
あれぇ、ちょっと足取りが。

ここもお初のBAR『Dolphy』。
さっきと真逆な照明使いで、
バックバーのボトルもまったく解らんほどです。
風体的に不知火検校だね、アタシ。
アチャラもコチャラも皆シガー、
店内は紫煙が何層にも漂っている。(嫌いではない)

ティンキャップのオールドボトルを選択し、
ロックで3杯クピクピやった。



疑問・・・

これって何だろう?
どちらも若いバーテンダーでして、
やたら店の(自分の)スタイルを貫き通す強さを感じる。

酒に対する考え方はもちろん、(内だけに秘めてない想い)
ウソでも客におもねる気配は皆無で、
その店の考え方や行動のしかたに従わせるような感じ。

『BAR ORCHARD GINZA』では、
入店するなり「お帽子は脱いてください」と指示をされ、
『Dolphy』では、
アタシの携帯のバイブが振動すると同時に、
「入り口でお願いします」と指先で指導される。

(そんなこと分かってらい)

もう5秒黙って見ててくれればよいのに。

阿藤快さん風で、「なんだかなぁ~」な深夜徘徊。

(凹)

2011年5月10日火曜日

Auction

サーバーさまの不具合で更新ができず、
(なんてぇこったい)
書きかけの名作(?)も皆消え去っちまいました。

「恨みまーす」

とかね、
実際はオークションに没頭しておりましたので、
ブログが疎かになってしまいました。
だって金欠なんだモーン。
それに部屋が部屋として機能しないぐらい、
いろんなモノが溢れてしまってるのだね。

処分せな。

どんなに惚れて買った骨董&他モロモロでも、
いずれ飽きてしまうんだよね。
昔だったら捨てるかあげるか、
はたまたどっかに死蔵させるしかなかったモノが、
今じゃ適正な価値で売れちゃうのがいいよね。
これこそエロ、じゃなくてエコ、時代にぴったりじゃん。

動かぬ時計、使いかけのパフューム、欠けた仏像、
ちょっとアンティークな皿、などなど22点だったんだけど、
ありゃ嬉しいねぇ、予想外の価格で売れましたぜ。

『遊ぶ金欲しさに身を削る』

なーんて昔の話。(Lucky)

2011年5月9日月曜日

終焉


ここんとこ、
雑誌社からの企画モン(取材)は?なんだな。
それも皆、大手出版社か老舗雑誌なのにさ。

出版関係では、昨今「日本の食材」がトレンドらしい。
そんな依頼がやたら滅多ら多いんだよな。
酷いのになると、
コンテスト形式でノミネート一品につき5万円徴収ですもん。(審査料名目)
そのうえ、
「コンテストですから、
 すべてが誌上に掲載されるわけでは御座いません」
これって、体裁のいい(大義名分)広告にもなんない広告料集めじゃん?

今日も今日とて、
「食のプロたちによる豆腐のテイスティング企画ですから御協力を」
なんだが・・・・・・(御協力って言うのは、豆腐代金含めのこと)
なんかねぇ、そんなん一発でお断りだね。(モヤモヤ)
アタシの豆腐がいろんな人間の箸で突っ突かれるのはイヤだし、
まずは礼儀としてさぁ、代金を払って豆腐を買おうよ。

編集者よりも、アタシらの方が知ってるよ、その影響力。

紙媒体の終焉でしょうか。

2011年5月8日日曜日

Sunday

次女と散歩に。

門仲の『フルータス』へ。
アタシはマスクメロンパフェ、次女はフルーツパフェ、
そのほかお互いにライムジュースも。
食べログで高評価だったもんで、
開店時間にお伺い。
ハイッ、なかなかゴージャスで御座いました。

そのまま永代通り対面の富岡八幡へ。
たまたま骨董市の日でして、
薄手のパフェグラス2客と、
花柳界華やかなりし頃の日本手ぬぐいを数本ゲッチュ。
まぁね、芸者や置屋が挨拶ついでに配った品ですね。
『君蝶』『晴奴』『波吉』『梅奴』『菊若』『子安』
新橋と柳橋の綺麗所(たぶん)の名が染め抜かれてる。
この類は、アタシが粋がるには持って来いな小物でして、
ちょっとハンケチがわりに携帯したり、
神輿を担ぐのに頭に被ったりとかね。
粋に、さり気に、これ見よがしに、
江戸風情を気取れるのさ。(いやらしかね)

   

久しぶりの骨董市、
これはこれでいいモンだけど、
オークションにお客を獲られ閑古鳥。(PC時代ですからね)
昔よく通った頃のにぎわいも、まったくもって面影無し。

んで、昼食は浅草で鰻を食う。
以前、三社祭(半天借り)でお世話になってた『川松別館』に。
嬉しいねぇ、久々に筏(いかだ)があったんだな。
『白焼き』『うな重』どちらも筏で注文する。
当然「裂き」からだからね、
待たされる時間もご馳走だね。


いつもなら、
この時期は三社祭に向け活気付いてる時なのに、
大震災の影響で今年は中止。

しょうがネェやね。

餃子

50の坂を越した頃から、少しの酒量でも酔ってしまう。
昨日も昨日で町場の中華屋さんで、
ギョーザを肴に生中たった2杯で出来上がってしまった。
帰り道など千鳥足、(チイチイ)
帰宅と同時に白河で夜船となって、
気が付きゃ、たった今目が覚めた。

あーあ、亀戸餃子の近所に住みたい。

そー言えば、この頃酔うのが楽しい。
このおしゃべりのアタシが、
気づかい(場モチ)完璧のアタシが、
お先に酔っちゃば、周りにお構いなしでいられるモンね。

50の坂を越したんだから・・・・・酔ったフリで。

最近呑んで、あら、まじ、ホントに旨かった銘酒。

  

2011年5月4日水曜日

the goddess of spring

TVを観ながら、
「◎◎ちゃんは、可愛いよねぇ」と言うと、
「おお、オレもそう思う」とか、
「オレは▲▲の方が好みかな」とか、
男同士だとフツーに会話が成り立つけど・・・

これが対女子となると、
ことごとくバッサリ否定されちゃうんだね。(ほぼ百㌫)
とくに娘たちはキビしい。

いいじゃんかよぅ、アタシがいいんだから。

ここんトコのお気に入りは、
モデルで女優のマイコちゃんなんだな。
連ドラなんてまず観ないアタシだが、
『おひさま』だけはたまに拝見する。

ああ、この清潔感とお育ちの良さ、
遥か昔に絶滅した、
芳しき日本女性のイメージだぜ。(シアトル出身だけど)

た、たまらん。

娘「ふーん」

   

2011年5月3日火曜日

列車にゆられ

中央線沿線の友人宅で呑む。んで、しょがなく電車。
アタシは滅多に電車に乗ることは無いです。
慣れてないコトは緊張します。

ついつい他人の行動に目がいく。

川越→池袋
どー見ても正規じゃない制服(セーラー)を着た女子2人。(ピンク主体)
AKBみたいな!ってな制服で、かなりのハードメイク、(とくにおメメ)
なぜか今どきルーズソックスで、
胸元のリボンは水色タータンチェック。
(でも、こいつら22~25歳ぐらいだぜ)

おじさんには解らん。でも、それはそれでいいかも。

池袋→新宿
アタシの周りに3人のゴスロリが。
花柄ワンピの上から、
キュッキュッと締め上げている黒キャミソールに目がクギ付け。
この人種たち、なぜだか肉感的な女子が多いのも特徴。(DEBU)

(黒キャミソールかぁ・・・)
使い方間違っとるでぇ~、素肌に着なはれ。

たまの電車もイーネ。

明かりは消され冷房も極弱、
時節がら、分かっちゃいるけどオヤジは臭い。
た~っぷり浴びての乗車です。(ハタメイワク)

   




  

2011年5月2日月曜日

Cool

昨日のこと、野暮用で母を乗せて郊外の田圃道を走った。
すでに田植えの済んだ場所もあり、
「季節が『夏は来ぬ』だね」と母が言う。
たしかに農家の防風林の欅も、
(おおっ)目も鮮やかに新緑だで。

もう5月かぁ。
ってことは、
太目には辛い夏が来る。
それに今年は節電の夏になるらしいし。

   

んで、唐突に!

アタシが幼少の頃、
母方の祖父母の家は田舎の食料品店でした。
夏になればカキ氷屋も営み、
そりゃ賑わっておりました。(カッペで)
夏が来れば思い出す原風景のせいか、
こんなん買ってしまいました。
中古なんですが、コレはかなりの出物ですぜ。

欲しかったんだ、鋳物製氷かき機。

大きいブロック氷をガリガリ削る。
やっぱコレでしょう。