2016年11月27日日曜日

2nd

クリスマス商戦の銀座中央通りを歩く。
喧噪の中、無音の錯覚に陥るのは考え事のせいなのか。

買うべきか、買わざるべきか、、、

切符を買わねば列車にゃ乗れぬ(セレブに成れぬ)。

「オバちゃーん、連番とバラで50枚ずつチョーダイ」

年末ジャンボを買って、気分は金(カネ)太郎になってしまった。








Cloudiness


カミさんと銀座「ととや」の親方の葬儀の為、築地本願寺に。
電源開発ビルに車を駐車して歩くことに。

閉店した「河庄双園」の前をぬけ築地市場を左に曲がり、
ほどなくして築地本願寺に到着する。
旧知の顔もちらほら見かけるが、お互い軽い会釈で会場に。

真宗は、真言や天台、また禅宗で読まれるお経とは違うのですね。

焼香を済ませ本願寺を後にする。



そして「ととや」さんの路地に。
店前でカミさんと手を合わせる。

狷介不羈な男(ひと)でした。




ボクらはここでお別れを。





2016年11月24日木曜日

Today's dinner is fish.

ボクは赤飯に目が無いのだが、
それを知ってるお客様のお母さまが時々差し入れをしてくださります。
亡き名棟梁の奥様で、着物の着こなしの美しい母堂様なのでありまする。

また今日も頂戴しました。

ありがとうございます。

年齢とともに、もち米による食後のダメージ(胃もたれ)は感じますが、
大根の味噌汁とともに美味しく食させてもらいます。


夕刻、ヤマト運輸の当日便で干物が届いた。
同業の両国の豆腐屋さん、横井君からだ。

おおっ、『根津松本』の干物ではないか。

オイオイ、こんな高級品を・・・
(自分では買えない)

銀座の鮨店並みのお値段の鮮魚店とのこと。
ありがたいけど恐縮でっす。


これに皆平早生梅の梅干しがあれば最高の夕餉となりまする。

2016年11月21日月曜日

Return home


昨日は長女を迎えに成田空港まで。
行きは良々、帰りは怖い、
復路は二か所で事故渋滞だもん。
往路の二倍の時間を費やしてしまいました。
元来、運転が嫌いなボクですからね、疲れましたよ。

とにかく無事御帰還の長女に一安心。

それに頼んであったパンチィも爆買いしてくれたし。
最近、日本ではカルバンのこれが見つからないのね。
色付きなら有るんだけど、ホワイトが売ってないんだな。
そう、下着は白オンリーなボクだから。
鍛え上げた肉体にはシンプルなホワイトが似合うからさ。


2016年11月20日日曜日

NARA Chawan

んっ、もう茶碗愛が止まらない。
こんなん五客買いました。
ちょっとシャープなフォルムがいとをかし。


実際、日々の生活で使っていると割れてしまうこともありますが、
そこは組み物のありがたさ、複数のスペアがありますから。
それに半端物なったところで、
日本には「不揃いの美」などと便利な使用方法もあるからね。


ボクん家なりの「とうめし」で。




2016年11月19日土曜日

I want to believe in miracles!

1991年の初秋の頃、ボクは初めて東銀座にある「 ととや 」さんの暖簾をくぐりました。
その日、個展で買った作家物の皿に盛り込んでもらって食べた鮨、
あれから25年が経ったとは。

最近は年に2-3回がいいとこだったけど、
電話を入れると、いつもカウンターの一番奥をリザーブしてくれていて、
何とも言えぬ安心感、ボクにとっては勝手知ったる東銀座の鮨屋だったのだ。
そんな親方は常に(優しい)毒舌を投げかけてきたし、
ボクはボクで少しの悪態でお返しをしたんだ。
年上の大人の懐の深さと言うのかな、
ボクが唯一身をゆだねることができた店(人)だったのにさ、、、







先日、志半ばで幕を引かれた。




もっと話がしたかったし、
もっともっと親方の鮨が食いたかった。






2016年11月17日木曜日

HAPPY COWS

昨夜の外呑みで二日酔いに。
うっかりヘパリーゼを切らしてしまい、今朝は頭痛が少し残ってしまった。

そんな時こそ柿の力をもらいたく、
よく切れる業務用ピーラーで食べ頃の柿を二個三個と。



ぐぇっ!




指先五ミリを爪ごと斜め削ぎ切りに。

痛みも感じぬ見事な切れ味、
やっぱ業務用はすんげぇな。


昔ソニプラ、今プラザ、八重洲地下街に行くたびこれを買う。
好きなんだ、この舶来菓子。

2016年11月14日月曜日

Tomoe


日本橋三越での催事、「第67回 京名物 洛趣展」に行く。
塩芳軒 」にて上生を数点購入して自宅で一気食い。

なるほど「 聚光 」(次男さんの新店)の出身系列、その旧態型であることが分かる菓子です。
根底は同じでも、同じでまったく違う菓子。

なんなんだろなぁ、その境目は。

それにしてもくすんだ催事である。
昨今のエキサイティングな京都がそこには一つも無いのね。
それこそ「 塩芳軒 」だったら「 聚光 」の方が少なくも話題性もあるし、
練り物、和菓子、惣菜、香、漬物、香辛料、、、すべてに言えること。

ナイスな進化形がいっぱいあるのになぁ。


不満タラタラ

2016年11月13日日曜日

India

次女のリクエストで、昼食は八重洲のDhaba India (ダバ インディア)に。

食べログが3.94だもん、旨いにきまっとるよ。
サーヴィスもインド人ギャルソンの日本語も心憎いほど完璧だし、いやいやそれ以上かも。
今日はカレーもサラダもコリアンダーまみれで、肉はマトンに。
日曜日のここ、客の四割方は在留インド人かな。

開店時間前には大行列ですからね、
一回転目が終わるPM1時過ぎぐらいが狙い目かも。






◎これだけ以前の再利用◎

強すぎる辛みは苦手です。
自分に合った味覚をセレクトすれば、
有り過ぎぬ「旨味」も心地よく、肉体が静かに浄化されるよーな気分に。

2016年11月11日金曜日

Nastent

酒量はそこそこいけるのだけど、
最近は睡魔にやられちまうことが多くなりました。
よく相棒(運転手)の豆助と出かけると、
助手席のボク、帰路では5分ともたず眠りに堕ちまする。

そんな時、豆助に指摘されるのが「無呼吸症候群」のこと。
「お医者さんに行った方がいいよ」とも。
そーなんだ、自分じゃ寝てるから分からない。

言われてみれば、、、

ヘアサロンでもよく寝るが、
唐突に「 ブヒぃーっ! 」と、
驚いた豚のような自分のイビキで目が覚めたことがあるからなぁ。
どーもそんな時は呼吸が止まってるみたいですね。

んで、こんなん始めました。



ナステント


「あっ、、、あーーーん、、、」

粘膜に異物を挿入する快感、、、



んなっ、ワケねぇーじゃん、
なんかへんな感覚ぅ。

でも、気持ち安眠するよーな、しないよーな、まだよく分からん。

うっかり忘れて人前に出ないようにせねば。(その姿、けっこうマヌケ)




2016年11月9日水曜日

Kamameshi

豆助と昼飯難民となり、日曜日の銀座を漂流する。
そーだ!こーゆー時こそ「鳥ぎん」に。

正午間近だったが待たずに入店できた。
昔から大行列なことが多いからね、ココ。
ちょうどボクらで満席に。
きびきびと働くアルバイト店員は皆スリランカの若者たちで、
気の利く対応が実に気持ちが良いねぇ。

ひとまず生ビールと漬物と焼き鳥をやりながら、
メインの釜めしの炊き上がるのを待つ。

たまには甘いタレの焼き鳥も好いもんです。

「大市」じゃないけど、
熱湯を注ぐだけでも出汁が出るよーな、年季の入ったお釜で登場だい。
お待ちかねの「牡蠣釜めし」だ。
これって塩味の釜めしなんだぜぃ。
それがね、期待以上に旨いんだな、牡蠣もごっそり入ってて。


勘定(二人でたったの五千数百円)を済まして外へ出たら、
アララ、大行列でした。

2016年11月6日日曜日

It’s not my day.

お散歩がてら、東京国際フォーラムの骨董市に出かけてみた。
第一、第三日曜日が開催日ですからね。




がらーーーーーん。。。

中止でやんの。



んで、日本橋高島屋の催事「グルメのための味百選」に。(今時、グルメとは、、、プッ!)

・・・・・・・・・・・・・・・・

真新しさも無く、どこの催事でも見かける品々が多い。
少しのマイナーチェンジはあるけど、そろそろ総入れ替えの時期が来ているような気がするぞ。

郡司味噌店の漬物と数点の惣菜を買って帰館する。
実に消化不良な買い物で。


サプライズが欲しい。

Sunday Morning

今日のような定休日でも、いつもと変わらぬ時間に起床する、っつーか、してしまう。
体内時計がどんどんジジイ化しているからね。

とーぜんカミさんも次女も夢ん中ですから、
朝飯は自分で調達を。




先日の庭園美術館で買ってきたアールデコ意匠のクッキーを。
大きくて美味いけど、意外やあんまり甘くない。
んで、常連さんに頂いたオーストリア土産のベートーヴェンショコラで糖度アップを。


糖分は良きおめざです。

さーてと、東京国際フォーラムまで散歩に行ってくるかな。

2016年11月5日土曜日

Frida Kahlo

ここんとこ、我が家の器も冬支度。
硝子製品はリードで包んで食器棚の最深部で冬眠に、
替わりに泥ものの陶器や暖色系の磁器の出番でございまする。
伊賀焼の長谷園や土楽の土鍋も半年ブリに包みを解くと、
あったかい料理が恋しい気分に。

きりたんぽ食いてぇ・・・



茶碗好きなボクが、久しぶりに蓋付き茶碗を買う。(完品十客)
幕末頃の赤絵伊万里だね。
だって、箸キズひとつ無いウブ出しなんだもーん。

何が似合う?
鶉のミンチの真丈かな、
いやいや飯蒸し(糯米に海鼠腸)も好いかも。

見込みの意匠はなじゃらほい。
ボクはフリーダ カーロを連想する。

2016年11月3日木曜日

Blue & White




いつでも買えるモノは、いつまでたっても買わない。

基本、使える骨董しか持たないボクが、
染付の鉢は数点しか手元にないのね。
長年、「こんな雑器はいつでも買えるし」との理由からかな。

ところが、最近はこういう雑器も市場に少なくなってきてねぇ、
ベロ藍の方ならまだまだあるけど、
やさしい呉須、そう、品のあるジャパンブルーの方が激減してました。

んで、3点ばかりを大分の骨董屋さんから購入する。

涼しげな色合いは、夏のソーメン、冷奴、ドボ漬け、なんでもござれ。
もちろん冬季も活躍必至で。

せいぜい江戸時代末期の伊万里でしょう。
骨董屋さんは江戸中期の「古伊万里」と言ってましたけど。