2018年3月27日火曜日

J Déco

安物オンリーのアンティーク趣味ですが、
今、掘り出し物を見っけるのが実に楽しい。
感覚は、まぁ広い干潟での潮干狩りみたいなモンです。

最近のボクの審美眼もシビアになり、
生活で使えぬ使わぬモンは買わぬよーにしてますが、
それでも増える一方で。




世に残っている初期伊万里や古伊万里は、
すでに収まるべきところに収まり終わったのかも。
最近はオークションでも骨董商でも良いものが見当たらない。
たまーにあれば、「あらら」な高値取引なのだもの、
それでは日々の生活では使えませぬ。

でもね、大正期や昭和期のならまだまだあるもんね。



デッドストックのアールデコ期の皿を購入する。
東洋陶器(現TOTO)製のやつね。
ギャランティーカードから北九州小倉の「精陶商会」で販売された品ですね。
骨董屋さん曰く大正時代の製品とのことだったけど、
日本でのアールデコの流行は昭和一桁頃ですから、
たぶん1935-40年ぐらいのモノでしょう。

ところでナニを盛る?
この色彩と柄では料理は浮かばぬ。
高: 5 cm 径: 21.5 cm だもの、
茶席で菓子器として。
でも、コレに合う和菓子はなかなか無ぇーべ。
けっきょく水菓子(フルーツ)しかないかな。

取り分け皿もデコで統一。
こっちは同時代のノリタケ製。


3 件のコメント:

smile さんのコメント...

大兄
おはようございます。
端っこの紅い焼豚と、つけ合わせばリンゴ酢あたりでマリネしたパパイヤの細切りサラダ。
又は家鴨の醤油煮と、周りには柑橘系のソースをちょろっと、で、いかがでしょう?

smile さんのコメント...

おっと、もちろん意匠は隠さずに。少しセンターからずらして。鴨と桃のソースもいいかも、かもだけに。最後の5文字は要りませぬ。

なごり雪 さんのコメント...

smileさま
皿と肉と果実の競演、さすが料理人であるsmileさま。

昔々、結婚式場内にあった大箱中華に配達に行き、
まだ誰も出勤していないことをいいことに、
赤でフチドリックされた焼き豚を盗み食いしたのも懐かしいです。

毎日忙しそうですね。